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2009年2月21日 (土)

ボウリングの裏側

とあるアミューズメント施設のボウリングホールの裏側Photo

ピンセッターと言われるマシンがある。



ボウリングはめったにしないが、仕事の関係上見せて頂いた。

初体験のことである。Photo_2

一般のボウリングファンのお客様でたまに見せて欲しいという依頼があるらしい。
確かに整然と立ち並んでいる10本のピンがボール(玉?)に当たって倒れたあと、なぜあんなに早く揃えられるのか、私も昔じっと目を凝らし観察した経験がある。
あの奥はどうなっているのか、中を覗いてみたいと思ったものだ。

Photo_3

さぞかし大きな装置があって、バッティングセンターのように、ホール内のピンを全部一箇所にあつめて個別に配置するのかとおもったら、1レーンごとの完結型。しかもスペースは2メートル位×レーンの幅の機械であった。また、コンピュータなどのハイテクが駆使されているのかとおもったら、機械式であった。

崩れたピンは奥後方のドラム型の回転式回収装置に送られ、ピンの下が太く、先が細いという形状とバランスを上手く利用して、一方向に整列される。
そのドラムで引き上げられたピンはこれも、機械式のアームによって、10本分のケースに横置きに2段重ねで規則的に並べられていた。

その機械式のアームの滑らかな動きはアームの下に据えられた、円盤型のカムによって実現され、見事にスルリと滑らかにピンが所定の場所にセットされる。見ていて気持がいい。

スコアの自動計算はコンピュータを使う。このピンセッターと連動しているのかと思いきや、驚いたことに、ピンの先端をターゲットに、遠隔からのセンサーで読み取るのだという。

へぇー!なるほど。

ピンセッター1台の値段を聞いたところ、びっくりした。中古市場もあるらしいが、 1ゲームあたりの粗利を考えると、高すぎると感じた。

元支配人、(現事業部長)にハウスボール(ボウリング場に備えてあるボール)でストライクを取るコツを教えてもらった。一度試してみたい。

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