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2014年2月11日 (火)

社長の多い福井県

福井県は人口当たり最も社長の多い県。人口10万人あたり、1,457人。

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県民100人に1人か2人は社 長ということになります。

福井は眼鏡をはじめ、繊維、建築、漆器など分業構造の産業が多く、小規模ながら各々の企業の特性を活かしたネットワークを構築して、産業全体を支えているということが社長排出率が多い要因といえましょう。

ちなみに、女性社長の割合は7.26%。こちらは増加傾向にあるものの、全国平均より0.07%低いということです。

共働きが多く、女性の社会進出が進んでいるといわれる福井県であっても案外女性社長は少ないものです。 

どのような分野で開業する人が多いのか調べてみますと、次のようなデータがありました。

<新規開業者の事業分野(2013年度)>

・サービス業……………23.6%

・医療、福祉……………19.6%

・飲食店、宿泊業………15.1%

・小売業…………………10.6%

・建設業………………… 6.3%

・卸売業………………… 6.1%

・不動産業……………… 4.8%

・製造業………………… 4.5%

・教育、学習支援業…… 3.4%

・情報通信業…………… 2.6%

・運輸業………………… 2.5%

メーカーの開業率は5%に満たない一方でサービス業、医療福祉、飲食等の開業者が多くなっています。

少子高齢化の成熟化社会において、この傾向はうなづけます。

どの事業分野で開業を目指すにしても、自社の独自の能力を発揮できる事業領域を見つけ、自信をもって展開していくこと。

言い換えると顧客に支持される価値を提供し、次々と顧客を創造しつづけることができるしくみを整えていくことが求められます。 

そのために、最も差別化できる資源は「人」であると言えます。

価値が2倍にも3倍にもなる可能性を秘めた唯一の資源だからです。

コトを興すにはヒトを啓くことが必要であると考えるゆえんです。

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