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2009年11月30日 (月)

川の流れのように

川の流れのように、流れる水は腐らない。
水の分子(H2O)そのものは腐らないが、様々な不純物を内包するため、流れが止まりよどみはじめると臭いがしたり、虫が湧いたりする。

売れ残りの在庫が増えて商品の回転率が悪くなると、経営に大きな影響を及ぼしかねないため早めに処分するのが肝要。

あるいは、人事においても長いこと同じ地位に居座らせるとその部署が腐ってくる。新しい血(人材)を投入すべきだ。これは組織のトップも例外ではない。役人も政治家も、首長もそうであろう。

とにかく、滞留するということは、多くの場合澱みをつくる原因になるため、商品も人も常に流れる水の如く新しい空気を入れてやらないといけない。

売上を作ったり、組織風土を変えたりするのは、案外こういう考え方で取り組むことで成功するものではないだろうか。

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