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2009年2月 5日 (木)

あわら湯の町駅

あわら湯の町駅(えちぜん鉄道)Photo
福井県あわら市温泉1丁目にある芦原温泉の玄関口。
芦原温泉は開湯以来、関西の奥座敷として発展してきたが、平成3年の136万人をピークに平成19年は87万人に宿泊客数は減ってきている。
温泉宿の利用者減少はレジャーの多様化に伴い、全国的な傾向。

この駅舎は今から30年以上前、京福電鉄時代に建て変えられたもの。
あわら湯の町駅は芦原温泉の変化を見続けてきた。

芦原温泉街を歩くと、平日の日中とあって、人影はまばら。
宿泊客らしき人は見当たらない。

芦原温泉らしさを街の中に探したが見当たらない。

コンクリートや鉄骨の建物に埋もれているようだ。街並み景観の見直しが必要か。

観光宿泊客を呼び戻そうと、独自の取組みも行われている。

芸妓組合の舞妓の復活。昼間も食を楽しめる屋台村の営業。地元食材を活用した旅館料理の開発など。

それぞれが、それぞれの想いで芦原の街に息吹を吹き込もうとしている。

街づくりにおけるハードの時代は既に終わり、歴史や文化、食、体験といった独自のものを再発掘し、発信するソフトの時代。

それを支えるのはやはり、人である。

まちづくりは人づくり。
地域を支える人材の育成が急務であると強く感じた。

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