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2009年10月 2日 (金)

人生は芝居のごとし

場面を想定し、役割を演ずることにより、対応の習熟度を確認したり改善点を見い出したりする。
企業研修の場面でよく行なわれる手法である。
基本的にロールプレイングで十分に対応できなければ、本番でも対応できないものである。
スポーツ選手が繰り返し練習するのもロールプレイングのようなもので、プロとしての技量を高めるには効果的な修得法であると考える。

場面に合わせて役割を「演ずる」わけであるから、その役割になりきることが重要である。
その役にのめり込めばのめり込むほど、演ずる人も、見る人も楽しいものである。
プロ・アマ問わず芝居の世界に入るとやめられないというが、新たな自分と出会えたりするからだろう。

クレーム対応の研修を行い、プレゼンテーションの練習に立会った今日、役割演技の重要性と面白さを改めて感じた。

「人生は芝居のごとし。上手な役者が乞食になることもあれば、大根役者が殿様になることもある。とかく、余り人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心になすべし。」 -福沢諭吉(福翁自伝)-

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