いやさか☆ブログ

シェア（市場占有率）拡大戦略は、シェア（共有・分かち合い）戦略が有効。

別々の企業や組織、あるいは人が、それぞれの強みを活かしながら有機的に結びつき、それぞれの強みを活かしながら、ともに成長して行こうという考え方。

これからの時代は、既得権益や自分のこれまで築いてきた牙城を守ろうとするコストや機会損失の方が得られる果実よりも大きくなってきている。
特に国内においてビジネスを展開しているところや、サービス業のような海外向けのビジネス移転がしにくいような業態においては尚更である。

むかしから、　のれん分けや協同組合など、共生を目指し、ともに発展するという理念を持った事業展開や組織運営の方法はあったが、そのような組織運営のメリットをもう一度見つめなおし、可能性があるならそれを推進するという方法は、古いようでこれからのあり方の一つだといえる。

ともに分かち合う、シェア戦略。これは「仲間仕事」とも揶揄され、「仲間仕事は上手くいかない」のが過去の定説である。

このシェア（共有・分かち合い）戦略を展開するには、高いマネジメント能力、個の力、志・ビジョンが求められ、それらが上手く機能していないため失敗の要因となるのだ。

シェア（ｓｈａｒｅ）によるシェア（ｓｈａｒｅ）拡大。シャレ（ｓｈａｒｅ）ではない。

シェア戦略を一度真剣に考えてみよう。