模擬と実際
一つの課題やテーマに対して、その解決や実現のためにシミュレーションや事前の練習を繰り返すことによって、人は習熟度を増していきます。
実体験が最も習熟度を増すとも言われていますが、学習効果、学びや気づきの深さという点では、模擬的に行うことのほうが、何倍も効果があると思います。
練習でできないことは試合(本番)ではなおさらできないという理屈もその通りだろうと最近考えています。
高校野球でも、「守る」ということが勝ちにつながるということで、限られた練習時間で「守り」を固めることを優先することは、合理的な考えかもしれません。
それは、ホームランバッターや高打率打者を数人育てるよりも、ミスでやらなくてもいい点を取られない組織を作るほうが勝率からいうと高いと判断されるからでしょう。
このようなことを、本日の模擬訓練で改めて感じました。
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