業界団体の理念
今日はかねてより設立を準備していた、とある業界団体の全国組織の発会式に列席させて頂きました。
各地で業界団体が崩壊しつつあると聞きます。それは補助金の受け皿としてのメリットが昨今の景気情勢で薄らいできたり、同業だけに狭いパイの取り合いということになり、利害が相反するからです。
しかし、その団体は結束が固く今後ますます各方面で活躍が期待される組織であると思います。
その理由は理念で結びついているということでしょうか。
業界団体は利害を同じくする団体としてであれば、利害の調整がつかなければ崩壊することは必至ですが、利益を追求しないということを最初から明文化している団体ですので、文字通りメンバー同士の切磋琢磨の関係が作られます。もちろん、ボランタリー(自発性に基づく貢献)であるだけに、サロンのようなゆるさはありません。
昨今は改めて相互扶助が見直されている時代ですので、益々活躍していって欲しいと、お祝いの言葉を述べさせて頂きながら改めて感じました。
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