伝えるチカラ
人に何かを伝えるということは、簡単なようでなかなか難しいものです。
特に成果を求められるビジネス上では、顧客満足、安全、従業員満足、営業成果、効率化など、伝えるということは、人が介在するわけですから特に注意が必要です。
よく、「想いがあれば伝わる」と言われますが、想いだけではなかなか伝わらないのも事実。そこで、「伝えるには技術が必要」という前提で、精神論ではなく、具体的かつ基本的な考え方(コンセプト)と技術について、ロールプレイイングを交えながらお伝えさせていただきました。
結果、「これまで、十何年と仕事をしてきたが、伝えることの根本原理について全く気づかずやってきたことに気がついた。」「これで、自分にもっと自信をもって伝えることができるようにおもった」「仕事だけではなく、プライベートな面でも活かせるノウハウを得られた」「自分はしゃべりが上手いと思っていたが、しゃべること=伝えることではないと改めて感じた」このようなご意見を頂戴することができ、嬉しく思いました。
私自身、伝えることは苦手でした。思い返せば13年前、初めて講演を依頼されたときです。それまで、人前で10分以上話すことは未知の領域でした。しかも上がり症で、話している途中で頭が真っ白になるタイプで、最悪でした。そこで、80分の内容を一字一句原稿にしたため、一人でリハーサルしながら、ビデオで撮って、繰り返し練習したものでした。当時を振り返り、もし、このような講座があったら、よかったのに、と思います。
ビジネスの成果を上げ、充実の人生を送っていただくために、このような講座にもっと磨きをかけ、成果に直結する「技術力」をもっと高めていきたいと思います。
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