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2008年5月31日 (土)

人材教育、研修のねらい

企業価値は人が創るものですから、人材の育成は企業の永遠のテーマですcapricornusPhoto_4
弊社では、企業様のニーズにお応えして教育研修や講座を提供していますが
私たちは決して「研修」という商品を提供しているわけではありません。
顧客のニーズは研修ではなく、結果です。
知識やスキルは本やDVD等で仕入れることができますが、知っていることとできることは全く違います。
よく言われることですが、エアコンを販売している会社は「エアコン」という物を売っているわけではなく、快適な空調空間を販売しているわけです。
研修や教育は継続して実行したり、自ら改善して行く糧にならなければ、
出来ているとはいえないのと同じで、学んだことを実践に活かし具体的に改善や成果に,
結びつかなければ本来の企業様のニーズにお応えしているとはいえないわけで、
顧客の真のニーズはそこにあることは言うまでもありません。
ですから、私達講師は、企業様の業績向上のための人材づくりと、
モチベーションアップ、そして自分の存在価値(役割)の認識と向上という結果を
お売りしているという想いで臨んでいます。

このように、「自分がお客様に何をもたらしているのか」、
「何のために仕事をしているのか」、「お客様の望む結果と満足とは何なのか」、
そして「自分たちの存在理由は何なのか」知っている組織や人材こそが、
「最強」と言えるのではないでしょうか。

「最強」とは、モチベーションが高く、仕事に意欲を持ち、
お客様の役に立ちたいというホスピタリィ精神の気持ちが高く、
ビジネスに対する工夫や改革を恐れない。
そして心身ともにタフで、苦境に陥りネガティブになることがあっても、
またポジティブに立ち上がることができる。
仕事に無駄が少なく、無理な忙しさをできる限り排除できる。
そんな組織や人材だと思います。

さらに、そんな組織や人材には、ファン客が増え、
信頼性が増し、
リピーターが増え、新しいビジネスチャンスが巡ってくるものだと思えます。

逆に、自分たちが「何を売っているのか」をちゃんと理解していないと、
商品開発、営業、接客、アフターフォローに支障がでます。
サービス業など、モノが無い場合はなおさらです。
自分たちの存在理由は何なのか、自分のお客様は誰なのか、
お客様の目的は何か・・・をしっかり見据え、恒常的業務改革を進めていきたいものです。
弊社では、それらを考えるプロセスや手法を研修に取り入れています。
一方的に話を進めたりはせず、討論や議論も含め進めていくことで深めていきます。
来月からまた、美容サービス業での研修が始まります。
美容という仕事の理解も含め、若いスタッフの皆さんの芯の部分に触れ、ただこなす
だけが仕事ではないということ、自分の存在価値に気づいて欲しいと思っています。

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