ジュニア起業家体験講座 in 金津高校
特定非営利活動法人アントレセンターが運営するジュニア起業家体験講座
3回目の今回は、課題の整理と資源の確認。
我々の今までのテーマは、「マクドナルドに対抗する、地球と人に優しいお店を作ろう」という、ジュニア起業家体験講座だが、今回は、どうせ考え取り組みをするのなら地元の問題を、地元の宝で解決するという内容にした。
①福井県あわら市における、観光における課題、芦原温泉の入客数をはじめとする交流人口の減少をどのように解決するか。
②その解決の糸口を地域の農産物、特産品(宝)を使って解決を図る。
このような課題を、福井県立金津高校1年生の生徒の皆さんに改めて投げかけた。
最終的なアウトプットは模造紙にそのアイデアを表現してもらうこと。
今月20日の4回目は、そのアイデアを3グループに分かれてプレゼンテーションしてもらう。
約35分の間で、グループでディスカッションしてもらい、模造紙に表現してもらうつもりが、アイディアを紙にまとめるだけとなった。20日(金)までには、プレゼンテーションシートを仕上げてもらうため、担当の先生にも協力頂き、別日に再度グループで集まってもらいシートを仕上げてもらう。
高校生達は、地元にいながら芦原温泉やあわら市の観光に関することや、農産物の宝についてのあまり情報がないことに改めて考えさせられた。
教訓として、現地現物を示し、あるいは現場に出かけてもらい、じっくりと課題や資源(宝)に向き合う時間が必要だと思った。
しかし、このような機会がなければ、地元の観光問題や、農産物(宝)について考えることはないだろうと思った瞬間、我々の活動がいかに大切なものであるのか再確認できた。
そんな意味では、1回目のあわら市役所の辻課長、2回目のJA花咲ふくいきららの丘の深町店長の講義は生徒達にとって新鮮で気づきも大きかったと思う。
この講義を通して我々も学んだことは大きい。
このような条件の中でも、生徒はきっと素晴らしいアイデアを出してくれると大いに期待している。
今回の経験が将来、子供達の役に立つ、そして未来の福井に繋がることを信じている。
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