自信とイメージ
自信の無いことはしない方が無難である。
ことビジネスにおいては尚更だ。
真の勇気は、不確実な未来へ自信をもって漕ぎ出すことであり、そこには周到な準備やシミュレーションが求められる。
向こう見ずな勇ましさ、蛮勇は敢えて退けなければならない。
いずれにせよ未来のことなので、不確定要素がいろいろ発生する恐れもある。
そうなると改めて「確実に成功すると言い切れるか」と聞かれると、必ずしも100%成功するとは言い切れないものである。
自信なのか、過信なのか判断する方法がある。
それは、「事業成功のプロセスをありありとイメージできるか」という問いにYES!と言えられるかどうか。
朝起きて、そのビジネスに没頭し、業務をこなし、成功している自分と周囲のイメージがありありと浮かぶなら、それは自信と言っても良い。
いくら緻密な計算を行い、事業の結果を数字で把握できていても、未来の自分の働きぶりや周囲の状況にイメージが沸かないものは、上手く行かない。
もちろん、数字のシミュレーションとプロセスの設計はしっかりと出来ていなければならない。その上でのことであり、イメージだけの場合は単なる夢想家の類である。
霊長類である我々の特徴は、未来を創造するイメージ力である。
コメント