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2009年11月11日 (水)

哲学-科学-心理学

私の尊敬する経営者から教わった。
こういう仕事をしていると、ありがたいことに教わることが多い。

その経営者が言われるには、商売の基本は哲学、科学、心理学の実践であると。
この何れかが欠けても企業は伸びないということだ。

なるほど・・と思い、少し賢くなったような気分になる。

私なりに解釈する。
哲学は理念、理想、人間観、事業観であり、この軸がぶれると戦略や判断、スピードが鈍るとともに、商売は信用・信頼が薄れ、極めて効率が悪くなる。
科学は市場分析、研究開発、計数管理などロジカルに追求することであり、これがないと勢いのあるときはよいが、環境が変わると冷静な対応ができなくなる。
心理学は顧客心理の把握であったり、人材育成であったりと感情や心の把握であり、これがないと本来売れるものも売れなくなったり、十分な人材登用・育成ができなくなる。

木に例えると、
哲学は根幹となる根っこと幹、
科学は見事な枝ぶりを見せ、木の形をつくる枝、
心理学は受粉を助ける小鳥などを集める葉や花や果実
・・・といったところか。

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