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2009年12月 8日 (火)

良い話し手

習うより慣れろという。

スピーチの場面でよく緊張しすぎてしまう、といって苦手意識を強く持つが多い。
全く緊張しないという人はいないだろうし、適度な緊張はむしろ必要であるが、緊張し過ぎるのもよくない。

スピーチの時に適度の緊張状態を保つためには、場数を踏むしかない。

そのスピーチでも好感が持てるものと、そうでないものがある。

その最大の違いは「聞き手の事を想っているか」どうか。
すなわち、「聞き手が聞きたいことが話すべきこと」である。
聞き手が何を聞きたいか、を想像することで適切な準備が可能となる。

自分の熱い想いをぶちまけたり、自慢話になってしまうようなことでは、良い話し手とは言えない。

聞き手と対話するつもりでスピーチすると、聞き手の中にスッと入る場合も多い。

ひとりで、短時間に多くの人に自分の考えやコンセプトを伝え、相手に行動の変化を促すことができる良い話し手は、良いリーダーといえる。

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