想定内
今日は十数名の部長による戦略策定プロジェクトに参加してきました。
近年の気象変動の激しさのように、生活者の購買行動も社会情勢の変化やそれに伴う価値観の変化に応じて変動するもので、特に国際化社会や成熟化社会が広がっていくと、自国内での解決は難しく、その振れ幅は大きく長くなってくるように思えます。
直線的右肩上がりの時代ではないだけに、戦略を構築する上で何を前提とるすか、ということが益々不確定になってきているということですが、ドラッガーが言っているように「人口構造の変化」は無視できない、確実性の高い前提であると思います。
若者の絶対数や相対比率が変わってきているのに、固定化等の対策を打っていない、一方で、元気な高齢者が増えてきているにも関わらず、その市場に関するニーズ・ウォンツの特定、その市場への明確な姿勢を示していないということが多々見受けられます。
人口構造の変化に今一度しっかりと目を向けて、具体的に当社は何を、どの分野を拓いていくかということを明らかにしなければ、納得性のある戦略前提にはならないといえます。
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