二匹目のドジョウの土壌
社会のダイナミズム(そのもの本来が持つ力強さを発揮する、ということ)は、これからの経済や文化の面でもとても重要な要素だと思います。
こと地域経済においては、その地域におけるダイナミズムの発露は、「次々と新たな事業が立ち上がり、それが成長していく」、つまり、生成発展のサイクルを循環させることであろうと思います。だからこそ、足の引っ張り合いをするのではなく、新事業、新会社、新サービス、新業態、などの「雨後の竹の子」のような地域全体の風土を作っていかなければならないと思っています。
それでは、自企業においてはどうか、ということですが、これも同様に「組織内で常に新しいアイデアが生まれ、それにトライする環境や仕組みがある」状態を作っていくことが、企業内におけるダイナミズムという観点では重要であると思います。
若手社員は、金魚にはなれない、ドジョウかも知れませんが、現場に比較的近いという距離感と自らの感性とで(今の経営幹部が去った後の)10年先の第二の、第三のビジネスを考え、西郷隆盛のように、「建白」する土壌が必要であり、そのようなお手伝いをもっと強力にしていかねばならないと、戦略リーダーの発表を診ながら、改めて考えています。
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