顧客志向
営利組織、非営利組織関係なく、全社員が顧客志向であるという状態をつくるためには、自分たちの給料は顧客から頂いているという、この単純な考えを持っているかどうかが基本となる。
お金はどこからか降ったり、湧いたりしてこない。会社という場や、現在の会社を構成する資産や資源全てにおいてその大もとは顧客から頂いたものである。ましてや社長の資産を切り崩して出しているわけでもない。(そういう会社も現にあるが)
この単純なことを心すれば、総務などの間接部門や製造・配送・研究開発の部門においても、顧客のために今何ができるかを考え行動することができる。
整理整頓、清潔清掃、クリンネス(躾)などの5Sそして節約(6S)、さらに接遇(7S)をおろそかにしているということは、「一切のものは顧客から頂いている」という考えが、社員に浸透していないと観るべきであろう。
コメント